建築工事の流れ

2躯体工事

仮設機械揚重機

クレーンや工事用エレベーターの現場組立と解体の段取りと手順を指導します。
機械を安全に組立解体出来るよう作業者に指揮指導します。現場の条件にあったスムーズな作業が進められるよう、搬入出車両の入場タイミングや工程の調整を即座に行います。
組立後は、動作の異常がないかを確認し、現場に引き渡しを行います。解体に際しては、他の作業者に危険が及ばないよう回りに注意喚起します。

施工会社:

仮設機械揚重機

杭工事

杭工事とは、主に軟弱な地盤における構造物の建設において、浅い基礎では構造物を支えることが出来ない地盤の場合に、深く杭を打ち込み、構造物を支える基礎を築造するものです。
杭工法の分類方法は多くあるが、基礎形式および使用材料による代表的な分類は下記の通りです。

杭の工法を決定する際の条件としては、施工条件、地質及び地形条件、環境条件、荷重条件などがあります。
杭の工法はこれらの条件を満足するものを対象として、工費・工程等を考慮した比較設計により決定されることになります。しかしながら、これらの選定条件の抽出や各施工法の適合性の判断には高度の技術的判断が必要となり、設計者の設計・施工の経験が重要となってきます。
杭工事の専門業者は、豊富な経験をもとに工法の選定や施工方法などを設計段階から提案し、より良い杭基礎の築造を目指します。

施工会社:

杭工事

土工事

全体の敷地からバックホウを使用して、掘削していきます。(写真①~②)
地面の山が崩れないよう木製の板(横矢板)を入れて、土の崩壊を防ぎながら掘削を進めていき、段差をベニヤにて留め、砕石を敷込し、転圧締め固めを行います。(写真③~④)
捨コンクリートを打設し、完了となります。(写真⑤)
地山を芸術的に仕上げていく、建築工事一番目のイベント作業です。(写真⑥)

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土工事

鉄筋工事

鉄筋工事とは人間の体で言えば骨組に当たります。
ビル・マンションの建造物・橋梁・トンネル・高速道路に至る土木構造物まで、私たちが生活し、行動する基盤になるほとんどの建造物に鉄筋が組み込まれています。
主な工事の流れは、鉄筋構造図に従い、納まり図・加工帳等を自社で作成し、棒鋼等の鋼材を切断・曲げ加工を施し、製品化し、現場にて接合又は組立てる建造物の骨格を作る為の工事です。組立順序は、各建造物・条件により様々ですが、一般的なビル・マンション等の組立の流れは、基礎部(土台となる部分) ベース→柱→梁→床 地上に上がると、 柱→壁→梁→床 の順番で下階と途切れる事無く箱状とし、最上階まで組立を行います。
建造物が完成してしまえば目には見えませんが、人々の安全を守り、安心して生活出来る為、構造図に従い、頑丈かつ丈夫で、健康な骨組を作る重要な位置付けにある工事です。

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鉄筋工事

型枠工事

型枠工事とは、鉄筋コンクリート製のビルやマンションなどを建築する際に 建物の基本となるコンクリートの部分を作る工事の事です。まだ柔らかいコンクリートを流し込むための枠を作ります。
現在、鉄筋コンクリートの建物は、優れたコンクリート構造物を作るために欠かす事の出来ない技術で、特に設計者の意図を組み込んだ意匠や形状などや、施工者の躯体技術の正確さが建物に影響を与え、型枠工事は最も重要で確かな技術が求められます。
そしてその型枠を作成する 型枠大工は設計図書をよく理解し 安全な施工方法で工期に対応して 他職種とのかかわりや、またその施工は 組み立て精度とともに、果たす役割は重要です。

コンクリート製構造物を造る為の器を作成することです。鉄筋・鉄骨で作られた建物の骨組みに、建物の形状に合わせた器をベニヤ板で作り、鋼管パイプで締め固めます。
建てられた型枠の中にコンクリートを流し込み硬化を待って、その型枠を取り外せば建物の形が出来上がります。
こうした型枠を組み上げる為、あらかじめ施工図面から柱・壁・梁・開口・スラブ等の加工図の作成、ベニヤ板を裁断しパネル化した加工材を作ります。現地では墨出し(柱・壁等の位置を出すこと)し、墨に合わせて加工したパネルを建込、パイプで締固めます。柱・壁ができたら、梁・スラブ(天井)を建込ます。
コンクリートを流し込みコンクリートの強度が出た時点で、締め付けパイプを外し型枠を剥がします。

施工会社:

型枠工事

コンクリート

コンクリート構造物の「床」を作成するための工事です。
ベニヤ板で床になる枠を型枠大工さんが作り、そのうえに鉄筋を組み込み、レーザーレベルという機械を使いコンクリートの厚さをチェックしながら、コンクリートを流し込んで床を平に仕上げていく工事になります。
綺麗に床を仕上げていくには、コンクリートの固まり具合を触った感覚でチェックし、エンジンの付いた円盤型の機械を使い表面の凸凹を平らにしていき、最終的には土間職人が鏝(こて)を使い仕上げていきます。
このコンクリートで仕上げられた床には、廊下・バルコニー部分はビニール製のシートを貼り、部屋内には置き床を敷いたり、直にフローリング等が貼られていきます。

コンクリート圧送工事とは、コンクリート運搬車(生コンクリートミキサー車)によって建設現場に搬送された生コンクリートを、コンクリートポンプ車を使用して、所定の型枠内に生コンクリートを圧送し打込む、建設専門工事業です。
打込んだ生コンクリートが固まったとき、設計値どおりの強度が必要であるため、生コンクリートの品質を変えることなく圧送することが不可欠であるコンクリート圧送工は、十分な経験と高度な技術、及びコンクリートに関する知識が要求されます。

施工会社:

コンクリート

鉄骨工事

鉄骨とは、建物の骨組みとなる柱や梁のことで、多くの建物に使用されています。
建物には大きく分けてRC(鉄筋コンクリート)造、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造、木造とあり、鉄骨工事は主にSRC造とS造の建物を施工します。
鉄骨造の特徴としては、材質が均一であり、組み立て作業になるので工期が短くできること、鉄骨は変形能力が大きいため、エネルギーを吸収できるため大地震に強いことなどがあげられます。

鉄骨工事

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